防火管理業務の契約更新時に報酬の値上げを
防火管理者外部委託の事業を本格的に開始して2年が経ちましたが、それ以前にも防火管理業務を数件お引き受けしていました。
当時は大変恥ずかしながら、サービス構築が手探りで、報酬も年３～５万円と、今ではちょっと信じられない金額でした。３年契約が満了して、建物オーナー様と更新をお願いする際に、どうしても現在の基準に合わせて報酬の値上げをお願いせざるを得なくなっています。
幸いなことに、すべてのお客様に事情をご理解いただき、おかげさまで値上げを含めた契約更新をしていただいています。本当にありがたいことです。
3年前は年３～５万円の報酬でしたが、今では最低で年98,000円であり、２～３倍の開きを埋め合わせるのは建物オーナー様にとって大きな負担です。
それだけに本当に感謝、感謝です。
統括防火管理者制度＋消防署の立入り・指導が
我々の仕事は、スタッフによる日常の防火点検に加え、消防訓練を年１～２回実施し、防火・防災に関する予防を促す広報や各種書面の保管やデータ化など、社内外での細かな業務が多いです。
が、当社の業務は最初からここまできめ細かくはありませんでした。改正された消防法の規定で２年前からスタートした「統括防火管理者制度」、そして消防署による立入り（査察）や指導が質量ともに増えたことで、私達が当初描いていた防火管理者としての仕事の仕方や考え方が月ごとに大きく変わり、今に至っています。
オイシイ仕事などないが、オイシイ果実は必ずある
最近では、弊社のホームページとほとんど同じ文章で似たようなサービスを出しているマンション管理士や行政書士の事務所のサイトを見かけます。
「オイシイ商売」「ついでにできる仕事」と勘違いしているんじゃないか？そう思います。
何を隠そう、当社も当初は気軽な気持ちで始めましたが、実はマジメにやらないととんでもないリスクを負った仕事なんだと気づき、徹底した業務改善をおこなって今日に至っています。
世の中にオイシイ仕事などありません。
でも、高いレベルで粘り強く継続した先にオイシイ果実があるのだと信じて、仲間とともに汗をかいています。
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