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10/1日本経済新聞の朝刊「マンション誰のものか」…浅草らしさ、どう共生…に、管理規約に憲法前文のような理念文を採用した管理組合と当社の記事が載りました。

この前文作成にあたり、参考にしたのが、まさに日本国憲法の前文でした。
この時初めてまともに声に出して読み、大きな感動を覚えました。

言葉に飾りがない分、祖先の苦労と未来への想いが詰まった
メッセージが伝わってきます。

マンションの理念が、将来分かれ道の前に立った管理組合にとっての羅針盤となりますように。

(以下転載)
「当管理組合法人は、立地している地域の歴史・伝統・文化を重んじる団体であることを確認する」――。

管理規約の冒頭、第1条の前に日本国憲法に倣って「前文」を新たに加えるマンションがある。東京・台東区のキャピタルプラザ浅草だ。10階建て50戸の物件である。

同マンションは浅草のランドマークといえる浅草寺の北を走る言問通りに面している。そんな立地特性を明確にしようと設けるのがこの前文だ。

1階は店舗。管理組合の金井豊平理事長(68)は派手な壁面装飾が掲げられたり、いかがわしい商売の店が入ったりしないかと以前から心配していた。

そんな時、顧問契約をしているメルすみごこち事務所(東京・渋谷)から、前文を設ける規約改正の提案があった。

同事務所の深山州社長は「企業に理念やビジョンがあるように、マンションにもトラブルが起きたとき、ぶれずに解決するよりどころがあればいい」と話す。

新規約案は9月の理事会ですでに内定しており、来年1月にも臨時総会を開いて正式に決定する。その後は、新しい入居者に対しても前文の趣旨を説明して周知徹底する方針だ。「前文は漢方薬のようにじわじわ効いてくると思う」と金井理事長は期待している。
(以下略)
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO60408470Q3A930C1L71000/

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