こんにちは、賃貸マンション・貸しビルコンサルタントの深山(みやま)です。
6月頭の昼間。
総務の大竹さんと田部さんと、3人で会話。
大「防火管理者の外部委託が、もうすぐ50件受託ですね!」
深「そうだね」
田「たった一年ですごい!」
深「そうだね」
大「まさかここまでいくとは思わなかった」
深「そうだね、ん?」
田「正直、お問い合わせがあるのか疑問と不安でした」
深「そうだね、、んん??」
大「実は社内の誰も、ここまで行くとは信じてませんでしたよ」
深「なに~!?」
ちょうど1年前の2014年6月1日にこのホームページを立ち上げ、
防火管理者の外部委託サービスも同時に本格スタートし、今日現在で受託内定を含めると50件受注まで手の届くところへきました。
ありがとうございます。
私の中では想定内の見込みだったし、年初(当社は12月決算で年明けと共に1年がスタート)に
「防火管理者の外部委託を含めた賃貸コンサル事業部を当社の3本目の矢とする」
「外部委託サービスの今年度目標は合計70件受注」
と宣言しました。
ペースは概ね順調です。あと7ヶ月で20件受託できれば目標達成です。
私としては想定の範囲内ですが、スタッフはどうやら、、、信じていなかったようです。
スタッフが喜んでくれるのは嬉しい反面、半信半疑だったことにびっくり。
ひょっとすると「5年で1,000件受注」と私がいつも言っているのは、いまだに大ほら吹き扱いかもしれません。
新規事業を立ち上げるときはそんなものかもしれません。
やる!と決めた本人が信じて疑わず、結果が後からついてくる。
昨年6月に賃貸コンサル事業部を立ち上げて、スタートした業務は、
1)建物まるごと安心サポート(管理・修繕コンサルティング)
2)コンセプトマンション企画運営
3)防火管理者の外部委託業務
の3つでした。
1)は、もっともノウハウがありました。(分譲マンション管理コンサルのノウハウ転用)
2)は、もっとも私の「やりたい!」という想いがありました。
3)は、ノウハウも「やりたい!」もありませんでしたが、お客様の潜在ニーズはありました。
創業から昨年半ばまでは「代表である私のやりたいこと・得意なこと」を形にしてここまで引っ張ってきました。
会社は私の私的な箱のような感じで、私の気の赴くままに、私の能力や個性に依存した事業展開でした。
事業、、、ではありません。趣味と言われても仕方ないレベルでした。
しかし、3)の防火管理者外部委託は、実は私の人生で初めて
「自分がやりたいことではなく、お客様が求めていることを形にした」
サービスでした。
そんな「自分のノウハウがない・やりたくなかった事業」が、この1年で一番伸びています。
自分にノウハウがないために、立ち上げに相当な調査と準備を慎重に積み重ねてきましたし、
自分に「やりたい」モチベーションがないだけに、感情の変化なく粛々と展開することができました。
やりたいことをやる、よりも、求められることをやる。
それが本当の事業なんだな、と今では謙虚に受け止めているつもりです。
いまではスタッフも、やったことのない事業に「大切に育てる」感覚で立ち向かっています。
趣味から事業へ。私自身がこの1年で学んだ最大のことかもしれません。
《オーナー財産の長寿命化と 不動産価値の向上を!》