こんにちは、賃貸マンション・貸しビルコンサルタントの深山(みやま)です。
当社では、防火管理者の外部委託をお引き受けすると
「毎月の定期巡回点検」
を行っています。防火管理者の名前貸しなどもってのほか、入居者やテナントの安心・安全を守ることが、最終的に建物オーナーを守ることにつながります。
さすがに契約件数が増えてきて、社員だけで点検に回りきれなくなる可能性も出てきて、予防的に点検専門のスタッフを採用しました。
そこで、今後点検スタッフが増えてくることを想定して、マニュアルを製作しました。一番難しいのは、点検のポイント。特に共用廊下や階段へ置いてある残置物の取り扱いです。モノが置いてある=即レッドカードでは、入居者やテナントからクレームになりますが、指摘をしないと万が一の火災発生時に大きなリスクになります。
適切な防火管理を維持しながら、入居者やテナントの使い勝手を守る、というバランスが必要です。その辺はサービス業上がりの発想なのかもしれません。
現在マニュアルは2訂版。これは当社が外部委託を引き受ける際の大きなアドバンテージになるレベルですが、10訂版くらいまでいったらホンモノの活きたマニュアルになりそうです。日々改良です。
《オーナー財産の長寿命化と 不動産価値の向上を!》