防火管理者の外部委託、1000件受注を目指すには10件の時から

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当社の事業で現在、最も熱く力を入れているのが[防火管理者の外部委託サービス]です。

~確実な防火管理が安心・安全・不動産価値を守る~
これを合言葉に、貸しビルや賃貸マンションなどの建物から1,000件の受注を目指し、件数の少ない今のうちから圧倒的な業務品質と仕組み作り、スタッフのレベルアップに心を砕いています。

不動産オーナー様から新規で建物の防火管理者業務を受注し、スタッフが初回の定期巡回点検のために建物を訪問したとき、とにかく建物内や敷地回り、テナント状況を細かく見て回り、写真をいっぱい撮り、その建物の状態と傾向を掴むようにしています。

そして初回点検の報告書を作る際に、あわせて「引継ぎシート」の初版を作るように取り組みを始めています。
将来の後任のスタッフが高品質の点検を速やかに継続でき、防火管理を滞りなく実践し続けるために、です。
まだ数十件をお預かりしているレベルですので、代表である私も点検に回り、自ら報告書を作成し、消防署と打ち合わせを行い、この引継ぎシートを作成しています。

私は分譲マンション(管理組合)のコンサルタント(マンション管理士)として独立し、すべて私の独自で短絡的なやり方と勢いだけで5年間突っ走ってきました。

もちろん創業期ですから勢いは大切ですし、勢いがあったからここまでやってこれた、とも思っていますが、その一方で、組織としての体制作りはほとんど疎かにしてきました。その結果、コンサルタントとしての知識・経験・ノウハウがほぼ私の頭の中にしまわれ、チームワークは発揮されず、私の業務量が増えると社として抱えられる量も頭打ちになり、業務効率も業務品質も低下する、という悪循環に陥りました。

極めて近視眼的な視点でしか事業を考えていませんでした。

そこで、この防火管理者の外部委託サービスを思い付き、10件まで受注した時に、

[10件受注したら、1000件受注しても良いようにビジネスをデザインし、逆算して物事を進めるようにしよう]

と決めました。

1000件受注する!という勢いでなく、確実に1000件受注する前提で業務品質を維持し、役に立ち続けるためにはどうすべきか。直感のみを頼りに行き当たりばったりだったので、今回のように熟考しながら進めるなど、本当の自分でないみたいです。

千里の道も一歩から。
シートに図面に写真を切り貼りしながら、先を見据えます。

※2022年7月に追加です。
あれから8年たち、お陰様で1,000件の受注を達成できました。本当にありがとうございます。
コラム:防火管理者の外部委託サービス、1,000件受託を達成しました

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