代表で防火管理者の深山(みやま)です。昨年末に、某大手不動産業者の管理部門(管理会社)から、自社が管理する2つの分譲マンション(管理組合)の防火管理者委託について、見積り依頼がありました。
こちらの管理会社は管理組合からの依頼で防火管理者のなり手を探していたところ、別の管理会社の担当者つながりで当社のことを知り、お問い合わせに繋がりました。
いずれのマンションも防火管理者が長い間定まっておらず、消防署から未選任の指摘が入ってしまったそうです。理事会で居住者から募集したものの成り手がなく、理事会から「管理会社の方で(防火管理者を)受けてほしい」と頼まれたものの、自社では受けられないために困っていた、、、とのことでした。
「一応、相見積もりもとったところ、御社が一番安くて、なにより業務内容がしっかりしていた。御社を推薦する以外の選択肢なかった」
とのありがたい言葉をいただきました。
特に、日常の防火点検に関する報告のシステム化や、コロナ禍におけるオンライン消防訓練などの「法令遵守をしながらも効率的な管理体制」に感銘を受けていただいたようです。
そうなんです。私たちのサービスを一番理解してくださるのでは「管理会社」です。
なぜか?
管理会社は「建物や設備全般の管理」がメインであり「管理」という目線が同じであるため、当社の業務の内容やノウハウを自分たちの業務と照らし合わせて比較ができるからです。考え方を伝えれば共感していただけるからです。
「他社は料金も高いし、そこまでの提案は全くなかった。そもそも、月次の点検があるのかも怪しい」との弁。
管理組合(C)からの「直接の」お問い合わせの場合「高い」とか「自分たちでもできるんじゃないか?」と思う方(住民)が一定数いますが、管理会社(B)は「安い」「ここまでの法令遵守はとても自分たちできない」と、全く逆に感じていただけるのです。
同じ「分譲マンション」でも「C」からと「B」から、どちらからお問い合わせいただくかによって、やることは一緒でも当社の価値が全く違ったものに見えるのです。玄人向けのサービス、ということかな。
深山