マンション管理コンサルタント部門で支援先がテレビ番組に取り上げられました
当社のコンサルティング先のマンションが、8月31日にnhk「クローズアップ現代+」に、9月6日にテレビ東京系列「ガイアの夜明け」に、それぞれメインで取り上げられました。
当社の手がけるクライアントが真面目な番組に取り上げていただくことはコンサルタント冥利に尽きますし、当社の実績にもなるので、とても嬉しいことです。
意外と知られていない!?当社の仕事
当社(メルすみごこち事務所)は、こちらのホームページやブログを見ていると、「防火管理者の外部委託」を専門に取り扱っている企業のように見えるかもしれませんが、実は分譲マンション管理組合の運営コンサルタント業も行っています。
といいますか、もともとは10年前の2006年(平成18年)に、代表がマンション管理組合向けのコンサルタント(マンション管理士)事務所として個人でスタートした会社です。防火管理の事業は2014年(平成26年)に本格化させたことを考えると、実は当社の看板業務は分譲マンション管理コンサルタント業です。
マンション管理組合は、賃貸マンションのオーナーが一人であるのと異なり、簡単にいえば「100世帯あれば100名のオーナーがいる」という世界です。価値観の異なるオーナー(部屋の購入者)が意見をまとめないと、建物や設備の保守、居住者対応などが動かなくなります。
もちろん、賃貸マンションやビルには管理会社があるように、分譲マンションにも管理会社がたくさん存在しますが、複数のオーナー(理事会役員)の話をまとめたり調整するところまで上手にやってくれる、つまり合意形成能力に長けた管理会社は非常に少ないです。
また、マンション住民の住み心地や資産価値(不動産価値)まで具体的に高めようと支援する管理会社はほとんど皆無です。
そこで当社がコンサルタントとして、またファシリテーターとして、個々のマンション管理組合の支援を行っています。
上述のメディア実績は、そのコンサル先が住民間の合意形成を高め、あるいは資産価値を向上させている取り組みが評価されて、取り上げられたものです。
防火管理者も元々はマンション管理組合向けサービスだった
実は、防火管理者外部委託サービスは、分譲マンション管理組合向けに考えたサービスの一つで、2012年頃にひっそりと業務開始しました。
当時から、住民から防火管理者を選任することが困難なマンションが多く、これはお役立ちになる?と思ってスタートしました。
しかし、当時はお問い合わせがほとんどなく、また当社もノウハウが今ほどまで成熟しておらず、鳴かず飛ばずでした。一旦事業を畳むことも検討しました。
それが、今では分譲マンションだけでなく、賃貸マンションやビル・倉庫・イベントホールなど多種多様な建物からご相談をいただき、100件受注が目の前に来るようになっています。
消防法の改正と世の中の流れが、この仕事を生み出したのです。
また、案件が増えるとともに、当初考えていた分譲マンション管理組合からもお引き合いをいただけるようになり、受注全体の2割が管理組合です。
防火管理者の仕事と、マンション管理コンサルタントの仕事。
両方ともやりがいと社会的意義を持って取り組んでいる会社です。