賃貸マンションでは、物件を選ぶときに価格交渉はあるけれど、いざ入居すると、
- オーナー=大家さん=貸してやってる
- 入居者=店子=借りさせてもらっている
という見えない主従関係のようなものがこれまでずっと続いてきました。
昨今では、オーナーのこのような姿勢では、入居者離れは進む一方です。
家賃を払ってくださるお客様という目線で、時には入居者からアンケートを取ったり一緒に建物を見て歩いて意見交換するなど、オーナー側から入居者へ歩み寄り、共に住み心地良い環境を作っていく、という姿勢と実践が必要です。
特に家族で住む世帯は、気に入ってもらえれば比較的長く入居し続けてくれますから、この時代に長期安定収入をもたらしてくれる大口のお客様、と言えるでしょう。
「月々10万円のお客様」ではなく、
「10年で1,200万円のお客様」なのです。
不動産オーナーは、この感覚を忘れてはなりません。
《オーナー財産の長寿命化と 不動産価値の向上を!》