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大阪都になれば大阪消防庁ができる!?

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大阪都構想に再挑戦する是非をかけた選挙が始まる

大阪春の陣!
代表で防火管理者の深山(みやま)です。大阪維新の会が、大阪都構想に再挑戦する是非をかけた、大阪府知事・大阪市長のダブル選挙が4月7日に行われます。
僕は東京生まれ東京育ち、横浜市民で大阪には地縁もありませんが、大阪の政治にはものすごく興味があります。

理由は単純「橋下徹さんと松井一郎さんが巻き起こした政治改革と大阪都構想」の影響です。
特に橋下さんが府知事・市長になってから、政治が透明化して面白くなりましたし、彼の記者会見でのやり取りを通じて考え方、表現の仕方、議論の仕方はとても勉強になります。
彼が出ているYoutube動画は何百回も観ました。

個人的には大阪都構想(というより、大阪をV字回復させた維新の会の考え方)に賛成です。二重行政をなくし、東京都では小池都知事が一人で機動的に決断できる体制を大阪でも作りつつ、細かな事案は特別区に委ねる、、、もちろんワントップとなる弊害もありますが、弊害よりもメリットのほうが大きいと思います。

吉村現大阪市長が掲げた「大阪消防庁」構想がもたらす「防火管理上のメリット」

大阪府知事候補である吉村さんと小西さんとのネット討論会がYouTubeにあったのを見つけ、自宅で仕事中、BGMの代わりに流しておきました。

全部で2時間弱、、、ほとんど頭に入っていなかったのですが、吉村さんが言ったひとこと

「府と市が一つになったら『大阪消防庁』を作りたい」

に、ビビッと来ました。(1時間11分あたりから)防災・消防というキーワードに、無意識のうちにアンテナが張られているんだな、と我ながら完全に職業病を笑いました。

吉村さんによると、防災(震災や津波対応)の観点で見た場合、大阪府と大阪市・近隣の市区町村が別々の取り組みをしていて対策の打ち方や予算のかけ方が非効率であったり、物事が進みづらいことを挙げていました。

これを東京都と比較して、東京都は特別区だけでなく都下の市区町村(一部を除く)の消防が『東京消防庁』によって一元管理されている。大阪も大阪都になれば、大阪消防庁(仮)が府域内の防災対策を一貫して取ることができ、意思決定が早く、予算も効率的に使える』といっていました。

なるほど、確かに!

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消防行政は『市区町村単位』防火管理もローカルルールがありすぎる

消防行政は、市区町村単位です。当社の事業である防火管理も消防行政のテリトリーですが、消防法がルールの大枠だけを決めて、個別具体的なルール作りは各市区町村に委ねられています。

例えば、大阪府内にある防火対象物(建物)について防火管理者外部選任の業務をお引き受けする際、建物が大阪市と吹田市・堺市、、、と立地する場所によって、外部選任の条件が消防署(市区町村)単位で結構変わります。

例えば、外部選任する防火管理者が当該建物から近くに住んでいないと認めないとか、防火管理者が遠くに住んでいても組織的に対応できるならOKとか。なんとなく近いとか遠いとか、概ね建物から○○キロメートル以内に住んでいればOKとか、市内に住んでいないとNGとか。防火管理者の兼任は1名当たり概ね◯件まで、とか。その割に、他の市区町村での選任状況を見ることができないため、調べようがない、、、

提出する書類の様式も微妙にバラバラですし、市区町村によっては特別な様式の提出を求められたりとか。申請書式を事前にメールで送れば見てもらえるところもあれば、FAXのところもあり、わざわざ消防署まで持参しないと見てくれないところもある、など。

まあバラバラです。
当社が防火管理者の外部選任を首都圏・関西圏・中京圏、その他かなりの地域でやらせていただいている経験で話しています。

こういったことは、東京消防庁であれば渋谷区でも足立区でも調布市でも八王子市でも大きくは変わりませんし、届出する書面の様式は地域内で共通です。

私たちとしては、申請時の形式的なところで躓いたり、時間がかかったりします。防火管理者としてやるべきことは決まっているのに、そこにたどり着くまで、非常に非効率です。

先日、総務省消防庁へ相談にお伺いしたのですが「消防は国(総務省消防庁)と各市区町村とは対等な関係であり、国(総務省)は消防法を作ったり(改正したり)指針を作ったり全国の消防行政へ情報提供する立場であって、上から消防局(市区町村)へ指導したり注意することはない」とのことでした。良い意味で考えれば、中央集権になっていないということです。

消防行政は全国に700以上もあります。一番大きいのは「東京消防庁」で域内1,300万人分を見ています。一番小さいのは、、、恐らく人口5万人程度の市の消防局だと思います。(それ以上小さい市区町村はいくつか集まって「広域消防本部」を作ります。)
700それぞれでやり方が異なるのは、絶対に非効率です。防火管理だけ見ても非効率なので、消防設備点検や設備の設置・改修・防災対策なども市区町村単位で規準や条件が違ったら大変なんじゃないか、、、と。

個々の消防局・消防署の皆さんが、とても真面目に仕事をされ、丁寧に対応してくださることは感謝・感謝です。

これが大きな単位で統一されれば、私たちも、消防の方々も効率的になるのに。

と悶々としているときに、

「大阪消防庁を作りたい」という吉村さんのコメントが、ビビッと来たのです。まさにビンゴです。

だからというわけではありませんけれど、大阪都構想を応援します(投票権ないですが汗)

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