送水口(消防設備)の楽しみかた…擬人化してその処遇を楽しむ…

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めおと送水口

送水口1
似合いのカップル。夫婦送水口です。

植えこみにうずもれる送水口。周囲の様子からして、ついこの間までは茂った植えこみに完全に隠れていたらしい。このほど剪定されたようだが、送水口の周辺だけは丸刈り。

どういうわけか、連結送水管用は口がふたつの双口、スプリンクラー用は口がひとつの単口。
ちょっと珍しいタイプです。

送水口2
このふたり、カップルに見えてしょうがない。どっちがオスでどっちがメスなのか、見る人によって違います。

「お父さん、ついに見つかってしまいましたねぇ、私たち‥‥。」このセリフ、どちらの送水口が発しているのか。それも見る人によって違います。

夏場の送水口

送水口3
前述の夫婦送水口も、ちょっと前まではこんな状態だったに違いありません。
こちらの送水口はまだ周囲が剪定されていません。

この状態、設備的には不備です。設備点検には周囲の状況を目視によって確認するという項目があり「使用上支障となるものがなく、送水活動に障害となるものがない」という点でアウトです。
植えこみの見た目もよろしくないので、近いうちに改善されるに違いありません。

送水口4でも、足元は意外にも風通しが良さそうです。

厳重な拘束具!?

送水口5
これはヤバい。完全に自由を奪われています。
自分の境遇におびえてオドオドとあたりを見回しています。

送水口本人も青ざめて見えるのは、青い保護キャップのせいばかりとも言えないような。

なにゆえこの厳重さなのかというと、この送水口の目の前が駐車場だからなのです。
送水口の破損を防ぐために設けられた厳重な拘束具なのです。

ちなみに、送水口に車がぶつかるとどうなるでしょうか?

ものすごい勢いで大量の水が噴き出すイメージが一般的にあるようだが、そんなことはありません。なにしろ送水口は、読んで字のごとく「水を送る」ための口。水は別のところ(ポンプ車)から送られてきます。

ものすごい勢いで大量の水が噴き出すあのイメージは、消火栓のほうなのです。

以上「消防設備コレクター」のよっしーでした!

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