今年は、防火管理の事業にとって、飛躍の一年となりました。
1月には、私と鈴木の2名で、現場を試行錯誤しながら日常点検に回っていましたが、年が終わる頃には、点検専門のスタッフを仲間として6名迎え入れることができ、そのうちの1名を統括リーダーとして抜擢し、組織的な防火管理体制ができるまでになりました。
11月に行った勉強会&懇親会(決起集会)では、仲間で盛り上がり、一致団結して、日本一の防火管理チーム作りを誓い合いました。
おかげさまで現在では東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知(名古屋)まで業務範囲が広がり、来年は大阪・京都・兵庫・岐阜・福岡近郊あたりまではすぐにお引き受けできるよう、既に点検スタッフ候補をリクルート済みです。お問い合わせも頂いており、地方展開も進めてまいります。
また、7月には全国紙である[読売新聞]に、12月には業界紙である[週刊ビル経営]に、それぞれ取り上げていただき、防火管理の重要性と外部委託の可能性について、少しは広めることができたのではないか、と思います。
この1年で何が一番充実したか、というと、信頼できる仲間との出会い、として法令遵守+本質的な防火のためのノウハウが構築できたことです。
法令に則り、日常点検を定期的にコツコツと行うことと、指摘事項を入居者や建物オーナーに改善していただくことの積み重ねだけが、この業務の品質を支えています。
品質とは、
1)火災が起こりづらい状況を作り出すこと
2)火災事故が起こっても被害が最小化されること
3)万が一火災事故が起こり人身被害が出たような場合でも、依頼主である建物オーナーが守られること(刑事罰の対象とならないこと)
この3つを指しています。
特に、3)はとても重要です。なぜなら、どんなに点検を積み重ねても、火災事故を0にすることはできないからです。
当社へ防火管理者を依頼されるお客様のほとんどが、この3)に対する当社の対応やノウハウを買っていただいています。
さて来年ですが、現在70件弱まで頂いた受注が100件になった段階で、事業をセカンドステップに引き上げます。
詳細はまだ言えませんが、来年も人的投資+システム投資のため、赤字前提でいきます。
来年も防火管理は熱いぜ!よろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
◇メルすみごこち事務所は12月23日(水祝)から2016年1月11日(月祝)まで冬季休暇を頂きます。
なお、上記休暇期間中でも、一部点検スタッフが現場を回らせていただきます。
《オーナー財産の長寿命化と 不動産価値の向上を!》