こんにちは、賃貸マンション・貸しビルコンサルタントの深山(みやま)です。
2月のニュースですが、2013年10月に福岡市の整形外科で発生した火災事故(入院患者ら10人が死亡)で、建物オーナーであり実質的に防火管理の責任がある院長が、防火態勢の不備を放置し被害を拡大させた疑いが強いとして、業務上過失致死傷容疑地検に書類送検する方針となったニュースが流れていました。
病院内に設置された防火扉の一部が火災時に機能せず、火災で発生した煙が上階へあがり、患者や最上階に住む院長家族へと被害が拡大した可能性がある、とのことです。
防火管理、というのは、火災が起こりにくい状態を作ることも大切ですが、万が一火災が起こってしまった時に被害を最小化させることも同じくらい大切です。
防火管理者資格の名前貸しもそうですが、実態のない防火管理が実にリスキーであることを思い知らされます。当社では外部委託で防火管理者を請負う際には、点検スタッフが毎月の定期巡回点検を徹底し、万が一火災が起こった時でも入居者やテナントの安心安全を最大限守りつつ、そのことが建物オーナーのリスク回避にもつながるように心がけています。ぜひお任せください。
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