こんにちは、賃貸マンション・貸しビル運営コンサルタントの深山(みやま)です。
過去のブログ記事
賃貸にはない!?『長期修繕計画』という概念(1)
に書きましたが、賃貸マンションや貸しビルにはそもそも長期修繕計画の概念がないのに驚いています。
そして、賃貸マンションや貸しビル運営における『長期計画のなさ=無計画さ』が、建物の長寿命化を妨げ、長期的に見た収益率の低下を招く最大の理由になっている、とも書きました。
右は、分譲マンション管理の業界紙「マンション管理新聞」さんの記事で、国土交通省が2013年に行ったマンション総合調査で、
・長期修繕計画が作成されている分譲マンションは約9割
・計画期間は20年超のものがその中の約7割
・計画期間は延びる傾向に
という結果になったことが示されています。
同じ建物なのに、どうして分譲と賃貸でこうも違うのか、、、
賃貸オーナーの皆さん、建物を何年持たせたいですか?
賃料収入をどれだけ長く獲得したいですか?
そのために賃料から必要な修繕資金を貯蓄していますか?
場当たり的で高額な修繕を業者の言いなりで行っていませんか?