こんにちは、賃貸マンション・貸しビル運営コンサルタントの深山(みやま)です。
賃貸マンションオーナー様が心がけるべきコスト削減とは?
○機械式駐車設備保守費の削減
都会のマンションには、住戸に対して一定割合の駐車場を設置する義務があり、機械式駐車設備を置くマンションが多いです。
一方で、機械式駐車場は車両のサイズや重量に制限があるため、いわゆる5ナンバーのセダンしか入らない区画は空きが出ることが多くなりました。
また近年では車離れが進んでおり、空きが一層増えることで、副収入の減少につながります。
ここは設備の保守費を削減しましょう。
おそらくあなたのマンションでは、新築時に施工したメーカー系列の保守会社がメンテナンスを行っていますが、いわゆる独立系(保守専門業者)への切り替えでコストの削減が可能です。
写真のような上下へ上げ下げするような装置はほぼどこの業者もメンテナンスが可能です。
複数の業者から選定しましょう。
なお、メーカー系の保守会社でないと、機械が故障するなど緊急時に対応してもらえないのではないか?との質問をいただきますが、そんなことはありません。
実は保守会社や緊急対応を行う会社は、各保守会社が同じ専門業者へ再委託していることが多いのです。
以前に機械式駐車設備の保守会社を比較検討した際、「緊急時の対応はどこ(の地域)から来ますか?」との質問に、全社がまったく同じ地域を答えたのにはびっくりしました。
ランニングコストを少しでも削減して、将来の修理や部品交換に備えましょう。
・機械式駐車設備業者の選定ポイントは?
・駐車場の長期修繕計画とは?
・特殊な機械だけどコスト削減は可能?
・安かろう悪かろうにならないコツは?