コロナで防火管理者にも変化が必要

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防火管理者のこづっきです。ご無沙汰しています。昨年は、パンデミックによって防火管理の現場も大きな変化が必要になりました。変化が求められる中で試行錯誤が続いた1年でした。

現場目線での大きな変化は2つです。今日はその一つ「消防訓練」です。

消防法令で定められている消防訓練ですが、もともと参加者が少なかったのが、緊急事態宣言が発令された昨年初夏以降、参加者が極端に少なくなりました。

新横浜駅前のテナントビルでは、毎年テナントから数名の訓練参加者がありましたが、昨年はほとんど参加者がありません。緊急事態宣言の影響でテナント利用者(お客様)が激減し、テナントそのものが営業を休止していたからです。消防訓練を行いたくても、お客様がいなくてはどうにもなりません。消防法令を遵守することは建物オーナーにとっては大切ですが、いざ火災が起こったときのための行動をテナントの皆さんに身につけて頂くことは同じくらい大切です。そのための法令ですから。

私たち防火管理者も、他の業種と皆さんと同様に、業務のやり方を見直さなければならない、大きな1年でした。もちろん会社としてもこの状況をどう乗り越えるのか、様々な取り組みを行ってきましたが、その話は追々させていただきたいと思います。

本年もよろしくお願い申し上げます。

こづっき

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