消防設備コレクターのよっしーです。
たまには映画を見に行きます。
子どもにつきあわされて、たいていアニメ映画です。
ところで、消防設備コレクターとしての職業病なのか、映画館では、ホラー映画でなくても
必ず恐怖を感じる瞬間があります。
それは、上映前の「誘導灯」が消える瞬間。
誘導灯を気にしてない人には「なんてことない」話なんでしょうけど、、、
建物館内の消防設備(防災設備ですね)の一つである誘導灯は、普段平和なときは「緑と白と逃げるピクトサイン」が目立ちすぎ、館内の景観を乱す存在という方もいますが、いざ災害(停電)時に効果を発揮する「脱出のための道しるべ」です。
○覚えていますか?東日本大震災のときの映像で、宮城県の映画館のようなホールで学会のプレゼン中に起こった地震で、ホールが一気に揺れ、館内が暗くなりかけた、、、
先の熊本地震でも同じような体験をされた方が多いのではないでしょうか。
災害時、停電した館内で緑色の存在感を発揮し活躍する、あれが「誘導灯」です。
この映像では、意外にも停電時も館内は明るく、暗さでパニックにはなりませんでしたが、これがもし真っ暗な映画館で、揺れが襲ってきたらと思うと、ぞっとします。
「こっちに逃げて!」のしるしである誘導灯、やはり頼りになります。イザというときに頼りにするつもりの誘導灯が消えてしまうなんて恐ろしいことなのです。
ところで、誘導灯は消防法上、24時間つけっぱなしでなければならないのですが、映画館の上映中は誘導灯を切っても良いって、知っていましたが?
(次回に続く)
以上、「消防設備コレクター」よっしーでした!
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