代表の『恥ずかしい』ごあいさつ
もともと当社は国家資格であるマンション管理士や建築士の集団であり、2006年12月に分譲マンションの団体(マンション管理組合)の運営や建物修繕に関するコンサルタント業として創業しました。
そして、このマンション管理組合に必要な防火管理者の『なり手不足』を改善するために、2014年4月に『防火管理者の外部委託サービス』として産声を上げたのが、防火管理系サービスのスタートでした。
しかし当初、サービスの対象はあくまで『マンション管理組合』とし、当社から防火管理者の資格を持つスタッフをマンションの防火管理者へ選任するだけの、いわゆる『名義貸し』に近いレベルのサービスでした。
消防法令に対する勉強が不足しており、正直なところ『防火管理』に対する意識も非常に浅かったことを『恥ずかしながら』覚えています。
そして、2014年7月に、防火管理に特化したホームページを開設したところ、実際のお問い合わせの半分が、私が全く想定していなかった『賃貸マンションの大家やビルのオーナー、彼らを支える建物管理会社や不動産会社』からのものでした。
また、ひとくちにビルと言っても『オフィスビル・雑居ビル・官公庁施設・物流倉庫・イベントホール・町内会の集会所』など、実に多種多様な建物からの相談が舞い込むようになります。さらに、建物内における個々のテナントからの相談も多く、私が防火管理のサービスを作った当初からは見当もつかない、『恥ずかしながら』想定外の連続で混乱しました。
実際にお問い合わせいただいたお客様から『防火管理者のなり手がいない』『なり手はいるが法令に基づいた防火管理ができない』『万が一火災事故が起こったらどのような責任が発生するのか不安だ』といった深刻な悩みを聞くにつれ、応対時は笑顔でも『恥ずかしながら』心のなかでは『これは中途半端な知識や理解・気持ちでは期待に応えられないし、中途半端に受注したら却って迷惑がかかる』と強烈な危機感を覚えたことを思い出します。
そこで、『恥ずかしながら』サービスをリリースした後で、防火管理者系のサービスについてゼロから見直しを行いました。防火管理に関する書籍や資料・WEBサイトを片っ端から読み漁り、総務省消防庁や東京消防庁、その管轄内にある消防署等の消防行政を一件ずつ訪問して防火管理のあるべき姿について教えを請い、猛勉強しました。
勉強すればするほど、思いつきのような発想で考えた当初のサービス思想がいかに稚拙であったかを『恥ずかしながら』理解することができました。
こうして今のサービスの原型ができあがったのです。
あれから8年。『法令遵守の徹底』を大前提に、サービスのコンセプトや実際の業務内容・価格のアップデートを繰り返しながら、2022年7月現在、ついに目標であった1,000件の防火管理者系業務(※)を受託するに至っています。
今では、消防行政の皆様のご指導をいただきながら、お陰様でお客様に恵まれ、良い協力者、仲間、スタッフ、メンターにも恵まれ、幸いにも受託物件において大きな事故も起らず今日に至っています。
当初は無知ゆえに勢い任せで『恥ずかしながら』の連続でした。
しかし今は違います。『まったく恥ずかしいことのない防火管理のサービス』を、どこよりも自信と誇りを持ってお届けします。
防火管理に関するお困りごとの解決は、ぜひ当社へお任せください。
お待ちしております。
※防火管理者・統括防火管理者・テナント防火管理者の受託件数合計
2022年7月
株式会社メルすみごこち事務所
代表取締役 深山 州
当社の防火管理者外部委託サービスにご興味がありましたら、まずはお気軽にご相談ください
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