現場主義の当社が(ほぼ100%の)テレワークを実現させた方法

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新しい仲間が増えました

本社スタッフとして新たに6名が仲間入りしました。
当社の場合、求人媒体として「タウンワーク」を活用しますが、今回は4週間の掲載で329名の応募がありました。
フルタイム(週5)求人は最後まで継続しましたが、週3勤務の求人は特に応募が多かったため、途中で掲載を止めました。全ての求人を4週間継続していたらさらに多くの応募があったように思います。

私どものような小さな会社に、想定を超える多くの方から応募があり、本当に感謝をしております。
その一方で、多くの方にお断りをしなくてはいけないため、採用担当として非常に心苦しかったです。
対象の方には本当に申し訳なく思っております。

当社のパート時給のスタートは1300円です。
全国平均よりは高いのかもしれませんが、本社がある渋谷という土地柄を考えれば決して高い金額ではありません。
コロナ禍で飲食店等が自粛経営を余儀なくされていた時期と違い、政府の「ウィズ・コロナ」への転換からアルバイト市場は活性化しており、驚くような高時給の求人も見受けられます。

そのような環境下において、なぜ多くの方から応募をいただくことができるのかといえば、それは当社が(ほぼ100%)テレワークを実現しているからだと思います。

テレワークを実現させるには

当社がテレワークを開始したのは2020年3月です。
その年の1月に日本で最初のコロナウィルス感染者が確認され、全世界で感染者が日々増幅し続けるというニュースがメディアを席巻しました。

「人と会う」「気軽に出かける」という、ごく当たり前の生活が一変し、正体不明の見えざる敵に全人類が恐怖に陥った、まさにあの時期と重なります。

当社のスタッフは小さい子供がいるママさんが多いため、コロナ禍前から「テレワークが可能となれば喜ぶだろうな」と何となく考えてはいたものの、具体的な行動は起こしていませんでした。
一方で「テレワークを実現するためにどうすればいいか」については常に考えていたため、緊急事態宣言が発出される2020年4月7日を前にテレワークを実現することができました。

最後は「えいや!」で踏み切りましたが…。

最初はうまくいかないこともありましたが、今では全く問題なくテレワークを実施しており、中にはテレワークを開始して以降、一度も本社に出社していないスタッフもいることで驚かれることもあります。

当社にとって「テレワーク実現に欠かせない要素」が何かと問われれば、それは「DX(デジタルトランスフォーメーション)」「信じる勇気」という回答になります。

企業のDX化とは、デジタル技術を用いることでビジネスを変革させること

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは

DXとは「Digital Transformation」の略語です。トランスフォーメーションとは変革・変化という意味のため、企業のDX化とは、デジタル技術を用いることでビジネスを変革させることと理解できます。

当社がDXへの取り組みを続ける中で、特に「LINE WORKS」と「GMOサイン」の存在がテレワーク実現に大きく寄与しました。

①LINE WORKSの導入

ビジネスチャットツールとして、LINEの企業版ともいえる、LINEWORKS(以下、「LW」)を導入しました。

ビジネスチャットは、今やあらゆる企業で導入している当たり前のツールとなっていますが、当社がLWを導入した頃はそこまで普及していなかったように記憶します。

ビジネスチャットの一番素晴らしいところは、「お疲れさまです」「いつもお世話になっております」といった、メール本文に必ずつける「冒頭のあいさつ」が不要なことです。大したことないように思えますが、これには相当なインパクトがあります。

またLWはリアクションの選択肢が豊富で、「お疲れ様」「ありがとう」「了解」が言いたいときは、好きなスタンプを”ポン”で済みます。

ビジネスチャットに代表されるツールは、他にもchatwork(チャットワーク)やslack(スラック)があり、これらも実際に使用してそれぞれの良さを知っていますが、LWには普段使い慣れているLINEの延長として「感覚で使える手軽さ」「使いこなせるのかという不安の払しょく」という点において大きなメリットがあります。

現在は、LW導入当時はなかった「タスク機能」も備わり、依頼した仕事の進捗状況を確認する必要もありません(依頼された者が「タスク完了」ボタンを押せば、タスク依頼者に自動通知される)。
LWのさらなる進化を期待します。

LINEとつながる唯一のビジネスチャット – LINE WORKS
https://line.worksmobile.com/jp/

②電子契約(GMOサイン)の導入

それまでの紙ベースの契約書をやめ、電子契約を導入しました。
電子署名がされた電子文書については、押印した契約書と同様の法的な効力が認められるので安心です。
当社にとっての電子契約の導入はメリットしかなく、具体的要素として次の3点があげられます。

◆いつでもどこでも電子署名(押印)できる
社印を押すために出社する必要がなくなりました。
電車移動中にスマホで署名対応することもできます。

◆郵送コスト・印紙コストゼロ
紙ベースの契約書のやり取りに必要な往復の郵送コストがゼロとなり、さらには収入印紙が不要となりました(印紙税はあくまでも「紙の文書」に対して課される税金のため、電子契約は対象外)。
GMOサインの利用料金を考慮しても大幅なコストダウンにつながっています。

◆契約書の保管スペース不要
電子署名された契約書はクラウドに保存されるため、当社のように保管スペースに限りがある企業にとって非常に助かります。
保存された契約書は検索機能ですぐに見つけることができます。

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https://www.gmosign.com/

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テレワークの成功に導く「信じる勇気」

DXとは対照的な精神論的な話にはなりますが、テレワークの実現には「社員を信じる勇気」が必要と考えます。

テレワークをスタートした当初、会社にあるPCを自宅PCで遠隔操作するというサービスを導入しました。
このツールには管理者機能がついていて、マウスを動かさなかった時間=さぼってる時間がわかるようになっているので、目の届かない場所でも部下の管理をしたい会社にはうってつけなのかもしれませんが、当社の場合は管理機能を駆使することもなく、通信スピードの問題や必ず会社のPCを立ち上げないといけないという使い勝手の悪さから、導入後1~2ヶ月で解約しました。

同じ空間で仕事をしていればその人の行動が見えますが、テレワークではそれが適いません。
さぼってるんじゃないかと仲間を疑い始めれば、どこまでも深い闇に陥ります。

各スタッフがやるべき業務をアサインしたら、あとは社員を信じるだけです。

テレワークの課題

テレワークには大きなメリットがある一方で課題もあります。
それは、メンバー相互のコミュニケーションの醸成です。

テレワーク開始前に入社したメンバーは、毎日のように顔を合わせていただけあって、各メンバーの性格や価値観を理解しています。

一方でテレワーク開始後に入社したメンバーは、LWのトーク上でやり取りをしているものの、直接会話をしたことがないということも往々にしてあり、LWのトークが少しぶっきらぼうなだけで、実際はそうではないのに「怖い人っぽいから物事を頼みづらい」など誤解を生じる可能性があります。

当社の場合、雑談専用のトークルーム(LINEグループのようもの)を用意して雑談を推奨し、年に2回以上はBBQ等のイベントを開催して、メンバー間のコミュニケーションを深めるようにしています。
何気ない雑談、とても大切です。

LINEトークで雑談専用のトークルームをあえて作ることの大切さ
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