9月19日にメキシコシティで発生したメキシコ地震。32年前の同日にも大地震が
1週間前にはメキシコ南部で大地震が起こったばかりで、今回のメキシコ地震です。
都心部の建物密集地でビルが崩壊している現場の写真が届けられました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りし、まだ生きている方の一日も早い救助、街の回復を願います。
震災と、日頃の備えについての再認識
20日の朝日新聞デジタルの記事「メキシコ地震「永遠に揺れ続くかと」朝の訓練、現実に」で、次のような文章がありました。
—以下、転載——–
3歳から18歳の約1,200人が通うメキシコ市南部ペドレガル地区の日本メキシコ学院ではこの日朝、1985年9月19日のメキシコ地震の発生日に合わせた避難訓練をしたばかりだった。
訓練から約2時間後、小学3年生に算数の授業をしていた菅田真治さん(42)は、横にゆっくりと揺れた後、徐々に小刻みになって強くなる揺れを感じた。教室の子どもたち19人は不安そうに周囲を見渡し、顔をこわばらせていたという。椅子の背もたれにかけていた防災ずきんをかぶろうとしてカーディガンとからまり、慌てる女の子もいた。
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日本は地震国で、それゆえに建築基準法の度重なる改正を経て、比較的新しい建物の強度(耐震性)については保証されているようなものです。
先の東日本大震災でも、地震による(建物崩壊が原因の)死ではなく、その後の津波による被害による犠牲者の数が圧倒的でした。
震災への備え方は、国や地域によって様々だと思いますが、こういった震災の様子が届けられると、私たち防火管理者が日頃の備えとして何ができるのか、改めて考えさせられます。
防火=火事ですが、一歩踏み込んで防災=災害への備えについても踏み込んだところの支援についても需要があると思っています。
もちろん今は防火管理業務の足元固めの時期ですが、ゆくゆくは支援ができるようになりたいと再認識しました。