消防設備の「送水口」の未来は「人工知能を搭載した見守りおじさん」だ

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送水口とは?

送水口は、連結送水管という配管を使ってポンプ車の水を建物内に送るための送り口です。
7階建て以上の建物についています。
たいていのマンションにもついています。

送水口の形にはいくつかのパターンあります。

キャップの紛失を防ぐためのチェーンが猫の口元に見えてしまう、壁に埋め込まれたタイプ。

ギラギラした縦型のステンレス鏡面仕上げタイプ。


そして、よっしーのお気に入り、長年のおつとめで渋い色合いに変化した、口が横ならびのタイプ。
横に並んだ2つの口が目に見えて仕方ありません。

送水口は、ポンプ車が横づけしやすい場所、通り沿いや正面出入口などにあります。
身近にはどんなタイプの送水口があるでしょうか。
ぜひ探してみてください。

送水口の「顔」があなたの建物や街を見守る時代に!?

さて。
3つの点があればそれが人の顔に見えてしまう「シュミラクラ現象」というものがあります。
人間の脳は、3つの点を顔だと認識するようにプログラミングされているのだとか。

横ならびタイプの送水口には2つの目しかありませんが、それだけでも充分顔に見えてしまいます。
だから横ならびタイプの送水口には愛着がわくのです。
ついつい擬人化してしまうのです。

建物の出入り口付近にある送水口。
非常時に備えて24時間待機してくれてる送水口ですが、こんな便利な場所にあるのだから、ついでに別の仕事もやってもらったらどうでしょう。

例えば見守り。
警備のような積極的な業務はできないけれど、やんわりと見守る程度なら送水口でもできそうじゃないですか?
マンションなら、出勤する人に「いってらっしゃーい」とか、下校してきた子供に「おかえりー」なんて声をかけてくれる。近所のオジサンみたいな存在。
もちろんAI搭載で。
常駐の管理人さんがいないマンションにうってつけ。

ゴミの日じゃないときにゴミを出そうとする人や、よその人がゴミを出そうとしていたらやんわりと注意してくれる。
駐車違反にもやんわりと。
その土地の方言でいってあげると角が立たなくていいかも。

なーんてことを考えながら仕事をしています。

以上、「消防設備コレクター」よっしーでした!
(大分・福岡の傍証設備・防火管理者をよっしーにお任せ!)

《防火管理・消防設備・防災支援を通じて建物の長寿命化と不動産価値の向上を!》

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